特集! ロケ地:パラオ
第9章 パラオ・ロイヤル・リゾート 前編 |
アクシデントが発生しました・・・。と言っても現地でのことではなく、このパラオ旅行記を作成している端末でのトラブルです。実はハードディスクのブートパーテーションという部分が壊れてしまい、約1ヶ月ほど修理に出していたのです。その結果、ハードディスクは交換、パラオの写真データの一部が消失してしまいました。もっともこれはダンナ河野が家で使っているパソコンの話で、プランニングツアーの顧客情報などは会社で2重、3重にバックアップを取っており、データの消失や流失等の心配はありません。さて、現地ではプランテーションを出発後、ウエストプラザ・デセケル、パラオ・ロイヤル・リゾート、ウエストプラザ・マラカル、パラオ・パシフィック・リゾートの順に見学してきたので、本来ならこの順番で紹介したかったのですが、とりあえずデータが無事だったパラオ・ロイヤル・リゾートからレポートします。他の3つはデータが復旧出来次第ということで・・・。 |
◇ ミナトバシとニホンバシ ◇ 我々を乗せたバスは次なる目的地ウエストプラザ・デセケルへ向かいましたが、上記のような理由から同ホテルのレポートはスルー。お次はコロール島を出て、驚くほど透明度の高い海に架けられた橋を渡り、地図左下のマラカル島へと入ります。するとベラウツアーのタダさんから、「今渡ってきた橋がミナトバシですね~」とのアナウンス。港橋?・・・何でもコロール島とマラカル島を結ぶ橋が「ミナトバシ」、同様にコロール島とアラカベサン島(地図左上)を結ぶ橋が「ニホンバシ」と呼ばれているそうです。うーん、日本の影響がこんなところにも。さて、目指すパラオ・ロイヤル・リゾートはマラカル島の東岸に位置しています。しばらくするとマンションのような形の大きな建物が見えてきました。 |
地図提供:ベラウツアー様 全体地図はこちら→JPG(242kb) PDF(467kb) | |
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◇ パラオ・ロイヤル・リゾート ◇ パラオ・ロイヤル・リゾートはPPR、パレイシアと並んでパラオ3大ホテルと言われています。2005年に株式会社JALホテルズが、ニッコー・ホテルズ・インターナショナル50番目のチェーンとしてオープンした、本格派リゾートです。3万平方メートルの広大な敷地内には、今年完成したという美しいプライベートビーチが造られています。さっそくゲートを通って敷地内に入ると、広々としたロビーが見えてきました。 ※Address:P.O.Box 10108, Koror, Republic of Palau 96940 http://www.palau-royal-resort.com/ Google Earth の座標はこちら→ 7°20'8.92"N 134°27'29.14"E |
Photo by JAL Hotels Digital Photo Gallery |
ロビー横の中庭には、海水をそのまま引き込んだラグーンが造られていて、早くもビーチリゾートの雰囲気満点です。何でもここでは毎日夕方の5時になると、魚やウミガメたちの餌付けが行われるのだそうな。というわけで、まずはここで出迎えてくれた営業副部長のベップさんに連れられて、施設の中を案内してもらいます。まずフロント奥横側の通路沿いにはランドリールームがあり、洗濯機3台と乾燥機3台が24時間無料で使用できるそうです。なるほどー、そういえばホテルで客室のランドリーサービスなんかを利用すると、「新しいシャツを買ったほうが安いんじゃないのか?」と言いたくなるくらい高いことがあるので、これは本当にありがたいです。続いてインターネットコーナーです。ここには5台のパソコンがあって、料金は15分で1$。朝7時から夜10時まで使うことができますが、パラオはほとんどが夜中の発着なので、フロントに希望を告げれば、利用時間を調整してくれるそうです。 |
それにしても暑い!強烈な太陽光線とうだるような暑さで、頭がもうろうとなってきました。建物に沿って歩いて行くと、ツアーデスクのブースがあります。ベラウツアーさんのデスクが手前にあり、奥はグラスボートのツアー会社になっています。世界で4隻という水中翼船タイプのグラスボートは、毎日午前と午後の2便運航しているとのこと。ちなみにダイビングやシーカヤックなどの各種ツアーは、すべてこちらの敷地内に造られた桟橋から出発しますので、たいへん便利です。 |
1.ロビー | 2.レセプション | 3.インターネットライブラリー | 4.アートギャラリー |
5.会議室 | 6.ギフトショップ | 7.レクリエーション・センター | 8.ウェイブス・レストラン |
9.マンダラ・スパ | 10.ビーチ | 11.ブリーズ・バー | 12.プール |
13.子供用プール | 14.プールハウス | 15.ダイビングショップ | 16.桟橋 |
17.駐車場 | 18.ランドリールーム | 19.テニスコート | 20.ミニゴルフ |
さて、ホテルの建物は地上6階建てでL字形をしていますが、海岸線もビーチ側と桟橋側を向いたL字形をしているので、全室がオーシャンビューです。客室は基本的に2階~4階の3フロアがスタンダード、5階と6階がデラックスというカテゴリーになります。それでは、さっそく客室の見学に移りましょう。まずはドアを開けて部屋に入るなり、「ああ涼しい~!こりゃいい~・・こりゃいい」と、みな口々に感嘆の声をあげ始めました。あらかじめ冷房を入れてくれていたらしく、急に生き返ったような気分です。なお、この部屋はスタンダードのツインルームで、白を基調とした上品なデザインです。バルコニーを含めて42㎡の広さがあり、羽毛布団の掛けられたベッドは幅160cmあって、余裕のある造りになっています。 |
すべてがバルコニーつきオーシャンビューで、お風呂からも海が見えるというロイヤルリゾート。スタンダードタイプもデラックスタイプも、部屋の広さは同じ42㎡で、ベッドが少し大きくなったり、アメニティグッズが良くなるなどの違いはありますが、それほど大きな差は無いようです。ちなみに下写真は、各階のコーナーにあるファミリールームで、入ってすぐのところにソファーベッドつきのリビングがあります。なお、各階には4つずつ、計20のコネクティングルームがあります。 |
というわけで、つかの間の冷気によって覇気を取り戻した我ら「こりゃいい軍団」は、客室見学のトリであるスイートルームへと向かったのでした。 |
プランニングツアー |
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