特集! ウェディング in ハワイ

 
8章 そいつは空からやってきた

ンバサダー・ホテルのロビーでもらってきたパンフレットの中に、「アイランド・シープレーン・サービス」というのがありました。水上飛行機による遊覧飛行を主催している会社で、表紙には「海から空へ・・・」というキャッチコピーだけが日本語で書かれていて、その下に TAKE OFF!と書かれています。このパンフレットによると、30分でオアフ島を半周する「アロハ・フライト(ひとり119ドル)」と、1時間で島を一周する「アイランダー・フライト(ひとり220ドル)」の2つがメインのようで、いずれもホノルル国際空港のすぐ近くにある、「ケイヒ・ラグーン」の上に造られた発着場から出発するそうです。


プリンセス・ラグーン・チャペル

リマリエ教会を後にした我々は、ホノルル国際空港方面へと向かいました。空港のすぐ横にある広い道路を走っていると、運転する沖本さんが「この道路は非常時には滑走路代わりに使われるんですよ」、と教えてくれます。さすがアメリカ・・・スケールが違う。さて、間もなく車はプリンセス・ラグーン・チャペルに到着しました。ここはハワイ初の海に浮かぶチャペルで、桟橋の上に建てられています。2006年春に改装を終え、目が痛くなるような純白のチャペルに生まれ変りました(基本データはこちら!)。そして何と、「アイランド・シープレーン・サービス」の発着場があるのは、このチャペルの建っている桟橋で、水上飛行機が一機係留されているではありませんか。ダンナ河野は、チャペルもそっちのけで大よろこび・・・。

※Address:85 Lagoon Drive. Honolulu HI  Google Earthの座標はこちら→21°19'2.74"N 157°54'47.21"W

プリンセス・ラグーン~建物と桟橋 プリンセス・ラグーン~建物正面 プリンセス・ラグーン~水上飛行機その1
プリンセス・ラグーン~内部 プリンセス・ラグーン~階段

☆☆☆☆☆ ニョーボ河野のチャペル見学レポートより

初めてこのチャペルのことを知ったとき、どんなチャペルだか良くわかりませんでした。“海の上のチャペル”って、どんな風になっているんだろう?写真をみて膨らませたイメージは果たして・・・!ホノルルから空港方面へ車で約30分。時々上空を飛行機が通過するのを眺めるうちに、プリンセスラグーンに到着しました。

プリンセス・ラグーン~桟橋よりその1 プリンセス・ラグーン~桟橋よりその2

道路から海辺に下るような位置になるので、ちょっと分かりにくいのですが、近づくと写真どおりの小さな白いチャペルが海をバックにたたずんでいます。意外だった点は、チャペルの右横にもう一つ建物があって、そこは水上飛行機の発着場になっているのです。チャペルの前(海側)の桟橋は、この水上飛行機乗り場と共用になっているようです。

プリンセス・ラグーン~水上飛行機その2 プリンセス・ラグーン~桟橋

ホノルル空港にほど近い場所ですので、時おり旅客機が頭上高く飛んでいきます。高い空を飛ぶ飛行機はともかく、こんな近くで、小型とはいえ水上飛行機が離発着したらうるさいのでは、と少し心配になりましたが、挙式の最中は飛ばないようになっているそうで、その点は安心です。水上飛行機って日本ではあまり間近に見る機会が無いので、挙式後に飛行機をバックに写真を撮るのも楽しいかもしれません。実際、新郎新婦が挙式後そのまま水上飛行機で遊覧飛行を楽しむこともあるらしく、このチャペルならではのオプションになるようです。

プリンセス・ラグーン~建物正面

さて、チャペルは最近改装されたそうで、正面の桟橋もチャペル内も真っ白に塗装されています。入り口から祭壇までのバージンロードは白いタイル貼りで、列席者用のかわいいベンチも白く塗られています。チャペル内は祭壇の前の大きな窓から差し込む光で明るく照らされ、窓の向うはすぐに海が広がります。透明なガラスの祭壇の上には小さな十字架と可愛らしいオブジェが乗っていて、この祭壇に反射した光は、天井にきらきらと映し出されています。照明は自然光のため、挙式は午前中か午後3時くらいまでがおすすめとのこと。チャペル内は広くありませんが、その分、新郎新婦と列席者の距離が近くなり、親密な感じを味わえそうです。

プリンセス・ラグーン~祭壇 プリンセス・ラグーン~バージンロード

正直、桟橋や桟橋に敷かれた青いカーペットが潮焼けしていて、ピカピカというわけにはいかないのですが、この開放的で素朴な雰囲気は、他のチャペルにはないものです。“普通の”チャペルがいやな方や、海外挙式に乗り気でないメカオタクな新郎にお悩みの方におすすめですよー!

☆☆☆☆☆


・・・というわけで、今回の挙式場見学の中でも一番小さいんじゃないだろうかと思われる、とても可愛いらしいチャペルでした。そうだ、たとえば新郎新婦が空から挙式場に乗りつけるというのはどうでしょう?うーんカッコ良いだろうなあ・・・。もっとも式の前って緊張してるだろうから、やはり挙式後の遊覧飛行が良さそうですね。フライト中は、パイロットがインターコム(通話装置)で下に見える景色の解説をしてくれるそうだから、ゆっくりと絶景を楽しめることでしょう。我々も時間とお金があったらぜひ乗りたかったのですが、残念ながら今回はとてもとても無理な話。

プリンセス・ラグーン~水上飛行機その3

ちなみに、オアフ島を一周する「アイランダー・フライト」の場合、まずアロハタワーやワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドなどを経て東南部、ハナウマ湾方面に向かいます。機はここから海岸線に沿って北西へ転進し、シーライフパークやカネオヘ湾、クアロア牧場、ポリネシアン文化センターなどの上空を飛びます。そして最北端、カフク岬に到達すると、タートルベイ、サンセットビーチ、ワイメア湾と南下してきて、ハレイワ・ビーチあたりから今度は内陸部に入ります。有名なドール・プランテーションのパイナップル畑の上空を飛行し、最後にパール・ハーバーのアリゾナ記念館や戦艦ミズーリなどを眼下に見ながら、もとのケイヒ・ラグーンに戻ってくるのだとか。

さて、我々を乗せた車は、今度は市街地に向けて出発しました。次の見学地はカメハメハ大王像やイオラニ宮殿のすぐ近くに建つ、オアフ島最古の大教会、
カワイアハオ教会です。

おとなのホビー



海外挙式&リゾートウエディング


ウェディング in ハワイ


メール アイコン旅行相談フォーム

トップ アイコンホーム


プランニングツアー


当サイトに掲載されている記事、画像等、各データの無断転載を禁じます
  Copyright(C)2004 PLANNING TOUR All Rights Reserved