特集! ウェディング in ハワイ

 
3章 挙式場見学 その1

◇ コオリナ・リゾート ◇

アナルア・ガーデンパークで予想以上に時間を食ってしまった我々は、ワイケレ・プレミアム・アウトレットで予定していたショッピングを急きょ中止し、まずは最初の見学予定地であるコオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイへ向かいました(基本データはこちら!)。便利でわかりやすく、しかも無料と3拍子揃ったH-1フリーウェイを走り、オアフ島南西部にある、美しいラグーンの広がるコオリナ(コ・オリナ)地区に到着しました。

写真提供:ワタベウェディング様

「コ・オリナ」という地名は、ハワイ語で「喜びの結晶」という意味。ホノルル市内から車で約50分の位置にあり、豪華リゾートホテルのJWマリオット・イヒラニ・リゾート&スパ(※)や、絶景18ホールを有するコオリナ・ゴルフクラブをはじめ、リゾートマンション、マリーナなどがある広大なエリアです。ヤシの木が立ち並ぶ広々とした道路をしばらく走ると、花に囲まれたチャペルが見えてきました(91-100 Kamoana Place Kapolei HI)。

※世界各地で2,800ものホテル展開をしているマリオット・インターナショナルの、いわゆるマリオット・ブランド。その中にあって、創業者ジョン・ウィラード・マリオット(John Willard Marriot)の頭文字「JW」を冠するJWマリオット・ホテル&リゾートは最高級ブランドです。ちなみにドバイのデイラ地区にも、JWマリオットホテル・ドバイという美しいホテルがありました。

オアフ島概略図 コオリナ・リゾートの広い道路
地図提供:ワタベウェディング様

コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ

ってきましたコオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ・・・。インリン・オブ・ジョイトイではありません。我々が到着したときはちょうど挙式の最中だったので、ダンナ河野は待機する間、係のお姉さんにお願いして再びカメラを充電。間もなく式が終わると、参列者たちはビーチに出て新郎新婦と記念撮影を始めました。我々も入れ替わりにチャペルの中に入らせてもらい、ニョーボ河野は詳しい説明を聞き、ダンナ河野は写真撮影をします。

コオリナ・チャペル~海側の階段 コオリナ・チャペル~斜めから見た外観

☆☆☆☆☆ ニョーボ河野のチャペル見学レポートより

ホノルルウエディングを探したら、必ず一度は目にする事がある有名なチャペルです。業界最大手ワタベウェディングプロデュースのハワイでの人気No.1チャペル、即ち実質海外ウェディングのNo.1チャペルが「コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ」です。実際に挙式されたお客様の喜びの声はこれまでもたくさんうかがっており、分かったつもりになっていましたが、行ってみた感想は・・・「完璧。パーフェクト!」ホノルル市内から車で約50分と少々遠いのですが、到着したコオリナ地区は美しく整ったリゾートエリアでした。


イヒラニ・リゾート入口を通過して少し行くと広い敷地の向こうに緑の丸い屋根が見えてきます。新郎新婦が到着し、車寄せに泊まったリムジンを降り、白い石畳の通路の向こうに可愛らしいチャペルを正面に臨んだら感動することでしょう。

長い長いリムジン コオリナ・チャペルの窓とステンドグラス コオリナ・チャペル~控え室
コオリナ・チャペル~ロビー コオリナ・チャペル~看板

チャペルはダイヤモンドをイメージして作られた、とワタベさんのパンフレットには記載されているのですが、想像力の貧弱な私にはどこがダイヤモンドなのか良くわかりません。とにかく「かわいい~!」と身もだえしたくなるタイプのファンシーな建物です。チャペルの屋根は、パンフレットの写真にある若草色のままではなく、スレ-トが緑青(ろくしょう)がついたように少々黒っぽくなっていますが、不思議と汚いということはなく落ち着いた感じがします。壁は黄色みを帯びた白い色で、写真では真っ白なイメージで考えていましたが、もう少し優しい色合いです。手入れがいいのか10年(1999年設立)経つとは思えないくらい、古さは感じられません。

チャペル入口のガラス戸には彩色ガラス(これは若干高級感には欠けるかな?)が配され、チャペル内部は白い大理石の床がそのままバージンロードとなって、青い海をバックにした白い祭壇に向かって歩いていくようになっています。ただ、担当者の方にお話を伺うと、新郎新婦は緊張してそのすてきな眺めを楽しむ余裕があまりないそうです。次に挙式される皆さんは、頑張って海の美しさにも目を向けてみてくださいね。

コオリナ・チャペル~バージンロード コオリナ・チャペル~祭壇

イヒラニリゾートと共有の(というか、もともとイヒラニの敷地内なのですが)ビーチはそれほど大きくない湾になっていて、白い砂浜と、海面に見える岩が、絶妙な配分で、穏やかな背景となっています。ビーチにはチャペルからすぐに瀟洒な階段で降りられるようになっていて、ビーチ側から見上げると、ひときわ絵のように愛らしい佇まいです。挙式後は新郎新婦と列席者の皆さんで、ビーチで記念撮影を楽しめます。

コオリナ・チャペル~ビーチにて記念撮影

レセプション会場は、チャペル入口に向かって左側のヴィラにあり、人数に応じて部屋の大きさを変更できます。こちらも大きな窓いっぱいにラグーンが広がり、眺めも抜群です。食事は残念ながら食べていませんので、評価は出来ませんが、美味しそうな匂いが漂っていました。きっと評判どおり美味しいことでしょう。チャペル右側のヴィラにある待合室は大きくありませんが、座りごこちの良さそうなソファーもあり、列席者も挙式開始までくつろいで過ごせそうです。

さて、結構私にとって高評価のチャペルですが、とりあえず気がついた点としては、チャペル前のビーチがイヒラニリゾートと共有の為、水着姿のリゾート滞在客がちらほら背景に見える事。それから小さなチャペルなので、列席者がとても多い方には向かないとかいう事でしょうか。あ、あとホノルル市内からちょっと遠いですね。でも、どれもそんなに大きな問題ではないので、安心してご検討ください。

コオリナ・チャペル~正面

☆☆☆☆☆

・・・というわけで、たしかに挙式場の内外、周囲の景色とも本当に美しく、人気が高いのもうなずけます(Google Earthの座標はこちら→21°20'15.12"N 158° 7'25.89"W)。さて、少々名残惜しいですが、コオリナ・チャペルに別れを告げて再び車に乗り、広くて走りやすい道路をドライブします。道路右側には時々大きな電光掲示板が設置されていて、「この道路は時速25マイル制限です」と書かれており、「あなたが運転している車は現在40マイルのスピードが出てますよ」とデジタル表示されました。面白いので試しに減速してみると、徐々に表示される数値も下がっていきます。こんなことをして遊んでいたのでつい道を間違えてしまいましたが、次に到着した挙式会場は同じコオリナ地区の第4ラグーン前に建つ、アクアベール フレ・マリーナ・コオリナ・ル・プラージュ(長い!)。ヨットをイメージしたという一風変わった外観を持ち、マリーナに隣接しています

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