特集! ウェディング in ハワイ
第4章 挙式場見学 その2 |
◇ コオリナ・ラグーン ◇ コオリナ・リゾートの海岸線には、4つのラグーン(礁湖)がほぼ等間隔で並んでいます。いずれも波のおだやかな入り江になっていて、アーチ形の美しいビーチが広がっています。もっともこのような都合の良い地形が自然に出来るはずもなく、これらはすべて人工的に造られたもの。 |
一番北側のコオリナ・チャペル沿いにあるのが第1ラグーン。ハワイ語でコホラ(クジラという意味)と名づけられており、JWマリオット・イヒラニ・リゾート&スパも近くにあります。その南、第2ラグーンはホヌ(カメ)、第3ラグーンはナイア(イルカ)と呼ばれ、第3ラグーンにはマリオット・コオリナ・ビーチ・クラブが隣接しています。そして最南端の第4ラグーンはウルア(魚)という名で、コオリナ・マリーナというヨットハーバーの近くに位置しています。 |
写真提供:ワタベウェディング様 |
◇ アクアベール フレ・マリーナ・コオリナ・ル・プラージュ ◇ 第4ラグーンとマリーナの間に建っているのがアクアベール フレ・マリーナ・コオリナ・ル・プラージュです(基本データはこちら!)。コオリナ・チャペルから車を走らせるとすぐに敷地内へと続く入口があり、道がふた手に分かれています。左側には白いリムジンが待機しているのが見えたので、右側から入って広い駐車場に車を進めると、竹べらがたくさん突き刺さったような円柱形の建物が見えて来ました。 ※Address:92-100 Waipahe Place Kapolei, HI Google Earthの座標はこちら→21°19'43.64"N 158°7'16.39"W |
車を降りて緑に囲まれた小道を歩き、出迎えてくれた係の女性からいろいろな情報を仕入れます。ここもやはり現在挙式の真っ最中で、こういう人気チャペルではそれこそ一時間おきくらいに挙式が行われることも珍しくありません。しかしそのあたりはやはり気を遣っていて、式を終えた新郎新婦が、次に式を挙げる新郎新婦と顔を合わせることの無いよう配慮しています。 |
☆☆☆☆☆ ニョーボ河野のチャペル見学レポートより このチャペルのイメージはずばり“ブルー”。チャペルの側面は全て青みがかったブルーのガラス張りで、ガラス戸の入口を抜けると、祭壇の向うに輝く青い海に向かって、鮮やかな青いカーペットを敷き詰めたバージンロードが続いています。 祭壇の向こう、ガラスの壁をぐるりと囲むように青い壁が作られ、その上部からさらさらと流れ落ちる水が清涼感をさそいます。また、参列者のシートや小物などを始め、挙式の際署名する結婚証明書も、ラッセンの絵をベースにした青い用紙なんです。更に、イヒラニリゾートなど、近くのレストランで式後のレセプションを予約なさる場合、ブルーのオープンカー(オプション)で移動するプランもあり、青が好きで、カラーを統一したい方にはとってもお勧めです。 |
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アクアベールの特色は、前述の“青”にこだわれる、ということ以外にもいくつかあります。例えば「ローズセレモニー」といって、式の途中で新郎新婦がお互いに初めての贈り物として赤いバラを交換する儀式があります。また、アクアベールで歌手が歌う賛美歌などは他のチャペルより多い4曲で、列席者が一緒に歌う機会もあるそうです。列席者が参加する楽しみもあって一体感が増すとのこと。ただ、少しだけ残念な事は、コオリナに比べて、チャペル背後の海が少しだけ離れている事と、日差しの強さによってチャペルの外観が少し色あせて見えるような気がします。今年3月には、祭壇の後ろに噴水ができるそうですので、セレモニーを盛り上げてくれることでしょう。 |
写真提供:ワタベウェディング様 |
☆☆☆☆☆ ・・・というわけで、確かにコオリナ・チャペルの時は直に海があったけど、ここは間に駐車場があるから若干海が遠いかな。けど海もきれいだし、開放感も抜群だし、どうもダンナ河野はこういう変な造形の建物を無条件に愛してしまう習性があるようです。 |
ただちょっと気になるのは、近くで大きなビルの建設工事をやっていて、2本の巨大クレーンが無粋な風景を展開していること。これはコオリナ・ビーチ・ヴィラズといって、11階建てのビーチタワーと15階建てのオーシャンタワーという2棟からなるコンドミニアムだそうです。場所は第2ラグーンと第3ラグーンとの間くらいで、販売価格は1億2,000万円~とのこと・・・、うーむ、こんなところに住んでたら毎日楽しそうだなぁ。見たところ建物自体はほぼ完成しつつあるので、クレーンもまもなく撤去されることでしょう。 さて次なる予定地はキャルバリー・バイ・ザ・シー、数々の芸能人が式を挙げたという有名なルーテル教会・・・の予定ですが、この教会はオアフ島南東部、ダイヤモンドヘッドのまだ先にあります。ここからだとまず、体力もカメラのバッテリーも持ちそうにありません。そこで、ひとまずホテルにチェックインすることにします。初日、2日目の宿泊予定地は、コンドミニアムタイプのアンバサダー・ホテル・ワイキキです。 |
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