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海外挙式&旅行体験記

VOL.14 「つもった雪を見に行った」〜秋田/雪見の旅

雪を尋ねて秋田県へ2泊で行ってきました。積雪の福岡って体験出来ないから。

東北新幹線の田沢湖駅に降り立ち、バスで秋田駒ケ岳の北側山麓を公共バスにて乳頭(にゅうとう)温泉へ。最近もとみに人気上昇中の妙の湯温泉。清潔感あり。食事サーブの女性など非常に感じがよく、山菜など聞けば説明してくれた。”ひろっこ”という名前だと言って説明してくれたちょっとしたなにげない山菜が口に入れるとピリッとした感じがあっていっぺんで気に入りました。雪の下にかくれていて、それを摘んでくるとのこと。彼女も小さい頃、よく採っていたとか。

雪を見ながらの露天風呂へ入る。お湯の温度が熱いのに満足。露天風呂に入るこ とさえ、自分としては珍しい体験なのに、手を伸ばせば雪の塊を手に出来るし、見渡せば、降り積もった庭の雪。夜空を見上げれば、細かな雪片が舞っている。それはそれは魅惑の一夜、東北−陸奥”みちのく一人旅”ではなかったのですが−。我々と一緒に入っていたのは若手の男女ひとくみ。変にかまえた感じや、はしゃぎ回る感覚はなく、好印象。


次の朝、かまくら祭りは終わったばかりでしたが秋田でも雪が深いといわれる横手の町に向かう。観光客のために年中作ってある”かまくら”のモデルハウスを見物する。零下10度に設定された部屋の中に、それはあった。さすがに寒い。

角館からの秋田内陸縦貫鉄道は車両1両だけの福岡でいえば平成鉄道みたいな感覚のローカル鉄道。マタギの里はここら。沿線は一面の雪、雪。 森吉山(1400mちょっと)スキー場近くの湯の沢温泉へ向う。 宿手配の自動車で、森吉山北麓の温泉場へ。観光旅行というよりどうしても山登り的旅行になってしまうくせが出る。この宿は、山と渓谷社の”日本百名湯”でみつけだした温泉。お湯の温度が高くない。これは宿に申し出すべきだった。加減できるらしいことを送りの自動車の中で主人から聞いて少々残念。近くに、国民宿舎あり。そこのお湯は宿泊した杣(そま)温泉旅館から引いているとの事。ただし湯の沢温泉は公共交通機関が冬期は不便なので注意。送迎の手配が必要。時期がよかったのか、熊鍋を食することが出来ました。肉はやわらかく淡白です。



翌日、阿仁合(あにあい)スキ−場の樹氷平へゴンドラであがって樹氷見物。初めて眼にする樹氷の様子が素晴らしい。このスキー場は雪の質は良だが、傾斜で、一部平坦コースがあり、それが問題らしく、初心者向けゲレンデだと秋田市の若いスキヤーが説明してくれた。スノーボードをかついだ若者のグループなど。平日でさほど多くはない。”樹氷まつり”期間でも平日はバスなし。タクシー利用(往復9400円)。手荷物はロッカーがなく駅に預け(非営業です)。九州人(私)はくるま運転は怖い、避けます。



秋田の雪は今年はいつもの年より少ないとのこと。これでも”少なかと?”角館の町を2時間ほど歩く。川べりの桜の並木、武家屋敷通りの桜並木は春のシーズンはきれいだろう。東北新幹線こまちへ乗車し東京経由帰福。秋田の雪の素晴らしさを充分楽しめた旅行となりました。スポットを何処に定めようかと悩んでいた時に、高校時代を秋田で過した知人が言ってくれた”横手”というポイントから、具体化させた今回のコースでした。アクロスにある旅行会社の方の手配も万全で、念願の”雪見”は大成功になりました。


<秋田にて>
〜福岡市在住 春声@様ご提供〜

  

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