VOL.42 ドイツ周遊&アムステルダム〜10日間の旅なのだ!
5日目 ニュルンベルク〜ハイデルベルク 5時ごろ起床。6時から朝食。7:12発のICEでニュルンベルクへ向います。所要時間は約2時間20分。眩しい太陽の光の下、いつものように徒歩で中央広場へ向います。ココを観光しようとした目的はただ1つ。中央広場の“美しの噴水”にかかっている金の環。これに願い事を言いながら3回廻し、それをヒトに言わなければ願いが叶うと言う。それが目的で来ました。しかし、噴水は直ぐ見つかったものの肝心な金の環が噴水の周りを3周もしたのに見つかりません!諦めかけ、少し噴水から離れた所、ピンクの目立つシャツを着たオバサンが不思議な動きを!!!まさかっ?そうです。ありました。捜し求めていた金の環が!凄く小さい。それもちょっと高い位置に!オバサンありがとう〜」相方はかなり背伸びしてましたが、二人は各々願いを込め金の環を廻したのでした。 目的を果たした後は、のんびり街を歩きました。朝市をやっていました。広場から少し離れた所に、聖ローレンツ教会見事です!!因みに、ここニュルンベルクは、クリスマス市がドイツ国内の中で最も有名だそうです。広場にある“美しの噴水”、”聖母教会”は特にその時期クリスマスのイルミネーションのなか美しく見えます。また、その時期にゆっくりと来たい街です。 |
11時41分発のICでハイデルベルクへ向います。途中シュトゥットガルトで乗換えです。が、列車は遅れに遅れ20分の遅延。シュトゥットガルトから乗るはずだったハイデルベルク行きの列車のホームまで変更に。それに気付かず、予定のホームで立ってると、ニュルンベルクから乗ってきた列車の私達の席の前に座っていたオバサンが、“ついて来な”の合図。変更後のハイデルベルク行きの列車のホームに案内してくれました。しかし、タッチの差でその列車は出発。3人で悔しさを噛み締めました。あのオバサンは、私達が車掌さんに“ドコ行くの?”と聞かれていた事を聞いていてくれてたのです。車掌さんがホーム変更について説明してくれたのを、私達が理解してない事に、きっとそのオバサンは気付いていてくれてたのでしょう。なんだか嬉しい限りです。 1時間後、ハイデルベルク行きのICに乗り、所要40分。15:53にハイデルベルク到着。ハイデルベルク中央駅から目と鼻の先にある、“イビス”。今日はココに1泊します。ホテルにチェックイン後、旧市街へ観光に。歩いて行くには時間的にも距離的にもきついので、今回の旅、初のトラム(路面電車)に乗ります。案の定切符の買い方が解りません。暫く四苦八苦していたら、近くにいたドイツ人の男性と、杖をついたお婆さんのお陰で無事乗車。旧市街の中心地へ向います。 少し旧市街を歩き回り、 “HeidelbergerStudentenkuss” と言うチョコを購入し、何故か側にいた地元のドイツ人のオジサンと写真を撮りました。陽気な方でした。さて、1度くらいは本場でドイツ料理を食べよう!ということになり、ガイドブックに載っている、日本語メニューありと書いてあったレストランへ。でも、メニューは英語とドイツ語のみでした。結局良く解らないので適当に2品注文。何が来るかドキドキしながら待っていると、日本人の男性2人組の方と相席に。学会で来ているそうです。久しぶりに日本語での相方以外との会話。そのうち頼んだ料理も来て、食事を楽しみました。 |
さてお料理ですが、1品はシュニッツェル(カツレツです)ともう1品はぶ厚いハムのステーキにザワークラウトが添えられていました。それと、サラダとマッシュポテトとフライドポテト。2人では食べきれない量でした。味は、雰囲気もあったと思いますが美味しかったです。さて、時間は20時を回っていましたが未だ外は明るいです。ケーブルカーが終わり城への観光を諦めていたのですが、その後レストランで出会った日本人の男性に徒歩で行く道を教えてもらいました。案内までして頂き、ハイデルベルク城に上って夕焼けと共にハイデルベルクの美しい街並みをただただ眺めていました。城では音楽会が開かれており、益々良い気分となりました。相方は先ほどの食事で飲んだワインが効いて、ほろ酔い状態でありました。親切なその2人の方と別れ、22時をまわっていた事に驚き、急いでトラムでホテルまで戻りました。今日も、また親切な人に出会い、助けれられ素敵な1日でした。 |
6日目 ハイデルベルク〜(ヨーロッパバスで)〜ローテンブルクへ 6:30起床。 7:30朝食。ハイデルベルク駅前8:25発、 ドイチェ・ツーリング社のヨーロッパバスで「古城街道」を通りローテンブルクへ向います。バスは夏の間だけ運航する為、乗れないと困るので日本から予約しておきました。 が、乗っていたのは私達2人と恐らくスペインから旅行に来ているらしい5人家族のみ。電車の旅とは又一味違い、ゆっくり流れる風景のバスの旅もなかなか素敵でした。 11:30 ローテンブルク、“シュランネン広場”着。中世の街並みが残るおとぎ話の世界にでもいるようなその街を、ゆっくりと散策。城壁に囲まれたその街は、ただあても無くゆっくりと歩いてるだけで、十分楽しいものでした。途中名物の“シュネーバル:Schneeball”と言うお菓子を2個(直径10cm位)たいらげ昼食としました。正直、しんどかったです…。でも、美味しかったです。味は、ドーナッツに似ていますが、それよりも甘さを抑えた感じ。意外とアッサリしていました。カリカリとした食感がまた良いです。 その後は、二重橋まで行き、そこから見たローテンブルクの町。素敵でした。大分歩きました。食後の良い(?)運動です。相方はお土産のワイン2本を抱えてよくぞついて来てくれました!! |
夕食は、トルコのファーストフード“ケバブ”。テイクアウトするので待っていると、お店の御主人が気さくに日本語で「サッカー! ガンバオオサカ〜」と意味は無いけれど、なんだかそのサービス精神に嬉しくなりました。 17:40 ローテンブルク発フランクフルトへ。ヨーロッパバスで向います(ローテンブルクは、電車でも行けますが少し面倒なので、バスで行った方が時間的に有効です)。乗っていたのは私達2人だけ。運転手さんは凄く荒い運転で少し酔いそうでしたが、通過する町の日本語の説明テープをわざわざかけてくれる親切な方でした。途中、ヴェラーシュタインという町でトイレ休憩。そこから自転車旅行中の2人が乗り込んできました。予定より30分早く21:00フランクフルト到着。ホテルインターシテイで再度チェックイン。今日も、良く歩き、楽しい人に出会った1日でした。 |
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