ガン・シューティング

のうち同室の4人も帰って来た。結局彼らはレンタカーを借りて、あちこち遊びに行っていたらしい。ビーチへも行ったそうだが、あまり良い場所が見つからなくて、何かタイドプールみたいなところで浸かってきただけのようだ。彼らも我々と一緒にガンシューティングに行くと言っていたので、迎えに来たガンクラブの人と18時にロビーで合流し、ガンクラブの車とレンタカーの2台で出発した。


かったのはUSA GUN CLUB。広いオフィスに、壁とショーケースにずらりと並んだ銃・銃・銃!『銃社会アメリカのディレンマ』等のタイトルがちらちらと浮かびつつも、ダンナ河野は、このショーケースの中にあるショットガンはフランキ・スパスではないか?こっちの拳銃はグロックだ!などと無反省に感動している。

まずここでいろいろなコースと料金の説明を受け、ダンナ河野は一番多くの銃が撃てる、「Z SUPER COP!」というコースを選んだ。皆もそれぞれにコースを選び、今度は大きな重機関銃の据えられている別室に案内されて、色々な銃の操作説明と練習を行うことになった。弾丸の入っていない銃を使って、まずは予行演習だ。リボルバーの場合、まずシリンダーをスイングアウトしてカートリッジを装填し、両手でホールドする。シングルアクションで撃つ場合、反対側の手でハンマーをコックし、トリガーを引く。ダブルアクションで良ければ、ただトリガーを引くだけで発射できるが、命中率はかなり落ちる。実際の射撃時には、少し下を狙うよう指示された。

オートやライフルの場合、最初にスライドやレバーを引いて初弾のみ装填すれば、あとはただトリガーを引くだけで排莢・次弾装填されるので大変狙い易い。オートは少し上を狙えとのことだった。次にショットガンだが、これはポンプ式なのでポンプ部分をジャキッと引いてシャコッと戻す。この操作がとても楽しい。一見オートのスライドを引く動作に似ているが、オートのようにスプリングで戻るのではなく、自力で戻すのである。爆風がすごいので、撃つときは少し顔を離すように、とのことだ。


て、いよいよ射撃場に入る。ここは警察も練習に来る場所だとのことだったが、それほど広さは無い。ヘッドセットとゴーグルをつけ、マンターゲットへ向けてFire! まずは44マグナムからスタートだ。弾丸の数は3回分の18発、これは自分で装填させてくれるのでとても楽しい。続いてガバメント、ベレッタ、デザートイーグル、M16、そして12ゲージのショットガンの順だ。オートやショットガンは係のお兄さんが、撃つばっかりの状態にして渡してくれる。

ターゲットペーパーをその都度取り替えてくれれば良いのだが、ずっと同じやつで撃っているので、後半になると穴だらけで、当たっているのかどうかも判らない。それでもその迫力に大満足。ダンナ河野の成績は、ウンチクの割にはいまいち・・・。最後に店の人に採点してもらって握手をし、射撃場を後にしたのであった。


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